石川温泉画報 一軒目「金城温泉元湯」

お題「ささやかな幸せ」

こんにちは、寒くなりましたね。

寒い日は風呂に限る。

石川に来てびっくりしたのが、銭湯!

街の銭湯が普通に温泉だったりする。

しかも歴史があったり、水風呂とサウナが素敵だったり個性豊かなのだ。

 

しかし松の湯、梅の湯など、閉業する銭湯がある。

そこで石川県の銭湯、温泉がどんなところがあるか全制覇をしてみてはどうかと考えた。

この企画に名前をつけよう。「石川温泉画報」

温泉の内部はなかなか写真を撮れない。

なので外観を写真で、内部の様子をイラストにしてはどうか。

記念すべき一湯目は、金城温泉元湯です。

f:id:currynbooks:20200927222039j:image

到着したのは日曜日の夕方。

車を止めて、周辺を3kmほどランニングした。

汗が出て、頭の中は、「お風呂!026!お風呂ー」と唱えながら西部緑地公園を走る。

f:id:currynbooks:20200927224045j:image

犀川雄大に流れる。

f:id:currynbooks:20200927224115j:image

さぁ夕日に向かって走れ、自ずと元湯に辿り着くだろう。

f:id:currynbooks:20200927224221j:image

よし、無事完走。さて、風呂に行きますか。

今日はほどよく混んでていい感じです。

身体を洗ってから、湯船に浸かる。

コーヒー色の素晴らしい湯だ。

看板には源泉掛け流しとある。おお、これは?

ラベンダーだ。いい香りだ。実はTwitterを見たのです。

お子さんがモミモミして遊んでる。わかるわー、その気持ち。

 

f:id:currynbooks:20200927224807p:image

金城温泉元湯が好きな理由。

《その1》

サウナが最高。

サウナ室が広い、熱い、TVがみれる。

もちろん出たら、水風呂へ。これが井戸水そのまま。

身体の力が全て抜けていく。深呼吸できる。

《その2》

露天風呂が最高。

夕暮れ時にコーヒー色の源泉に浸かる。空を見上げる。

湯船を見ると、炭酸泉なのか気泡が身体につく。

風が気持ちいい。こんなん、なんぼあってもいいです。

《その3》

壁のタイル絵が見事である。

石川だけに紅葉の兼六園だ。旅情感が上がる。

なぜかタヌキもいる。夕暮れ時は、暖かみのある照明が、

ステンドグラスとタイル絵、木製の天井、茶褐色の湯を照らして素晴らしい。

 

最後に金城温泉元湯あるあるを1つ。

サウナ室の敷きマットを店員さんが交換してくれる時、

裸の男性客が一斉に立ち上がり、交換を手伝いがち。

交換を終えると、「ありがとう」と裸の男性陣は言う。

僕は思う。世界は誰かの仕事で成り立っていると。

水風呂に入ろうとすると、おじさんが井戸水が出るカランに頭を近づけて、

じゃばじゃばと浴びていた。

さて、半沢直樹の最終回見に、家に帰るか。

それでは、また!