先日の連休にこっそり下諏訪へ行きました。
下諏訪への目的はマスヤゲストハウスに泊まることだ。
《きっかけ》
仁科勝介(かつお)著「ふるさとの手帖」という写真集で、マスヤのことを知りました。
著者はスーパーカブで1741の市町村を巡り、長野県下諏訪を代表する1枚がこの宿でした。
長野県は77の市町村があり、北海道に次ぐ2番目の多さで、苦労したそうだ。
その著者がマスヤゲストハウスのことをとても気に入った様子で印象に残っていた。
《マスヤに泊まってみて》
夕方16時からチェックイン。
まずは、うがい手洗いをし、検温する。
宿の方はとても気さくで、一方的に説明するのではなく、
ちょこちょこと質問をしてくれるので、会話が弾み、
初対面なのに、不思議な居心地の良さを感じました。
また、別のスタッフの方とも屋内ですれ違うと、「名前+挨拶」され、
道で子供とすれ違う時に挨拶されるようなこそばゆさを感じる。
《室内空間の妙》
旅館マツヤに惚れたオーナーが、仲間とリフォームしたそうです。
今なおオーナーの旦那さんが工務店機能を持ち、使い勝手良くアップデートされています。
私の泊まった部屋はロフト付きで、とても素敵な空間。
布団も清潔で、シックな色使いで、部屋にマッチしています。
リビングには、薪ストーブがあり、カウンターでは
隣の食堂でテイクアウトした山賊焼を食べながら、地酒をいただきました。
他の宿泊者、移住者、常連さん、宿のスタッフの方々と、いろいろ話しながら
食事をできたのは、非常に刺激的で、好奇心を大いにくすぐられました。
コロナで友人や同僚と会話も減る中で、やっぱり話すことの楽しさを味わえた夜でした。
《温泉天国》
近くに5軒ほど、源泉の銭湯があり、なんと240円ほどで入浴できます。
金沢では460円です。地元の方々の世間話に耳を傾けながら、露天風呂に浸かるのは
至極の時間でした。もちろん朝風呂も行きました。
《次はビーナスラインへ》
スタッフのSさん曰く茅野から山手に走る道が、the NAGANOの景色だそうで、
とても興味を持ちました。今年の夏、また行きたいなぁ!