運動不足、転じて福となる。行こう!金沢の秘境、岩魚茶屋へ🚲

今週のお題「運動不足」

こんばんは、お元気ですか?

私は首が鳴る、肩がこる、腰がムムム?という状況。

つまりは身体が鈍ってます。ああ!身体を動かしたい。

走るのは腰が不安。そこで自転車はどうか。

山なんてどうだろう。坂の向こうに何があるか、見てみよう。

最近懇意にさせてもらってる友人から、「岩魚茶屋、いきませんか?」と連絡が来た。

《岩魚茶屋とは》

2人とも初めて行く。どうやって知ったのと聞くと、

「山の中にポツンとあるので興味があります。」と友人は言う。

岩魚茶屋ってそんなベタな名前、峠のそば屋じゃないんだから、と僕は疑う。

さぁ、彼が先導し、僕は安心して追いていく。

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10月の浅野川は、地元の方が投網を投げている。

杜の里のイオン、金沢大学を通り過ぎ、なだらかな坂道を自転車でこぎ進める。

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山2個越えて、10km過ぎると、岩魚茶屋右折1kmの看板発見。

ここからがなかなか着かない。友人はスイスイと自転車をこぐ。

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僕は足がパンパン。いつのまにか、くっつき虫だらけ。

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道中、刈り残した稲や、ススキ、彼岸花など、秋の草木が目に入ってくる。

ようやく岩魚茶屋へ到着。

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めっちゃいっぱい岩魚がおる。

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ホンモロコも可愛い。

店の人が、「予約は?」と聞く。な、無いですと答えると、こちらと席を案内してくれた。

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お品書きの一番上の岩魚そばを注文する。

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ずいきに、きゃらぶき、花オクラと気の利いた小鉢と、

こ、これや!岩魚の塩焼き、みょうがも付いていた。

山菜やキノコの本がたくさんあったけど、山菜頂けるなんてありがたや。

岩魚も澄んだ味に、炭焼きの香ばしさがたまりません。

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「次は岩魚の唐揚げ、抹茶塩で食べて。」と歌うようなきれいな声で料理を紹介してくれる。

こちらは中骨外してあるのかな、全部まるっと食べられる。めっちゃ好きやわ〜この料理。

おお、ゴーヤの切り方珍しい、苦っ、塩っぱい、油の甘味、ええわ〜

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ほんで、二八蕎麦。おお!そば、最高や〜。

「2:8がそばのベストバランスらしいですよ。」と友人は言う。

どうりで丁度ええ感じなんやね。

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岩魚 on the buckwheat.

最後は蕎麦湯で締める。誰が考えた蕎麦湯。

いや〜大満足です。おいしいお蕎麦は、キミのそば。お座布団一枚持って行かないで。

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店を出ると、厨房から大将が顔をだす。「自転車で来たの?」

なんで知ってるのだろう。店の下に止めたから気づかないはずなのに。

「自転車で杜の里から?頑張ったね〜。」と大将。

「この店?もう50年かな。冬もやってるよ。たまに2、3m雪が積もっても、岩魚に餌をあげに来ないといけないからね。」と言う。

何も知らずに来たけど、めちゃめちゃ名店やんか!

でも自転車できたおかげか、お腹も空いてたし、蕎麦も大盛りに勝手になってた気もするし、お店の方の気遣いもあったにでは?と、何から何まで大満足の目的地でした。

帰りは40分で杜の里に戻ってきました。またサイクリングしたい。ええとこ石川😊

 

《お店の情報》

いわな茶屋

金沢市二俣町子30番地

TEL:076-236-1238

休日:毎週火曜日

メニュー:ごり、いわな、そば、山菜料理

 

ごちそうさまでした!